インナーチャイルドってなんだろう?〜その3〜抵抗と防衛

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私たちは、意識的にも、無意識的にも、関係性の中で抵抗(⇆防衛)を利用します。

抵抗と防衛は、ほとんど同じ意味で利用されますが、少し分析的に、この言葉の違いを理解しておきましょう。

抵抗とは、相手や何かに反抗している行為のように映りますが、実は、傷ついた、または、傷ついたと思い込んでいる自我を隠すための行為と言えます。

ですので、抵抗の意識のもう一段下の層に、防衛の意識があると言っても良いでしょう。

インナーチャイルドワークで、抵抗や防衛という言葉を使う時は、たいてい無意識の防衛について話しています。

意識的な抵抗があったとして、その下にある防衛の意識では、何を隠そうとしているのか、というのが、いつも大切な理解のポイントです。

「⚪︎⚪︎が・・・だから嫌い」とか「⚪︎⚪︎は・・・だから関心がない」とか、相手や物事を理由にした抵抗をしているとき、私たちは、その下にある、本当の自分の気持ちには気がついていません。

真実の答えは、必ず、自分自身を主語にしています。

つまり、それが、真実の答えであれば「私が、⚪︎⚪︎だから、嫌だ」などと、自分自身の感覚に正直でいられるはずなのです。

セッションで、クライアントさんに質問をしていくと、多くの人は、その核心(=本音)に出会う前に、ある段階で、足踏みをし始めます。

もうこれ以上に理由はないように思えて、大抵の人は、答えに詰まります。

ですが、時間をかけて、いろいろな手法を用いながら、本音に近づいていくことは可能です。

そして、ある瞬間、内側の深い場所から、答えがやってきます。

もしくは、まるで自分の感覚ではないかのように、ポンと、言葉や感覚が降りてくる感じがするかもしれません。

その場合は、その答えを、自分の本音だと感じるまでに、少し時間がかかることもあります。

それくらい、現代人は、本音と今の自分の感覚に、隔たりを作っています。

そのことそのものが、実は、チャイルド(自分自身の本音)との分離を示しているのです。

本音が感じられない、感覚が湧いてこない、信じられない・・・

そのような感覚は、感情と身体感覚が完全に分離しているために生じています。

感情を身体的に感じているのが辛かったため、感覚を麻痺させてしまった結果なのです。

抵抗すること、防衛することが、悪いわけではありません。

防衛がなければ、私たちは、あまりにも無防備です。

防衛の意識によって、私たちが、この世を生きていられるというのも事実なのです。

ですが、それが、隠さなくてもよかったチャイルドまで隠してしまっているため、私たちは、ワンダーチャイルドという、創造的な人生を生きる存在を感じられず、人生は色あせ、無味乾燥なものに映っているのです。

ワークでは、傷ついたチャイルドと一緒に隠れてしまっているワンダーチャイルドを発露させていきますが、それは、とても自然で、スムーズな反応です。

意図的に、ワンダーチャイルド見つけることをしないでも、防衛を解いていくだけで、わくわくや、喜び、好奇心が、生活の中にあふれてくるのです。

つづく

→インナーチャイルドってなんだろう?その4〜傷と愛

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