蛭子~ヒルコ

01.02.09-549b8

 
先日、博識の友人にこんな話を聞きました。

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日本神話の神、イザナミとイザナギは、二柱(ふたはしら=夫婦の神)としての役目を、神から言い渡されて、国作りのために子を作ることになった。
子作りを知らなかった二人は、天の柱の周りを、わけもわからず、反時計回りに回ったところ、身体に骨のない不具の子が生まれた。二人はその子に蛭子(ヒルコ)という名をつけたが、その子を恐れ、人目についてはいけないと、葦の葉にくるんで、川に流した。
そして、今度は、天の柱の回りを、宇宙の秩序に沿って、時計回りに回ったところ、健康な子が生まれて、国作りが可能となった。
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現代の感覚で考えれば、どんな身体で生まれようとも、我が子を川に流すという行為は許されないことだけれど、この話は、決して、そのことに論点を置く話ではないようです。

 

日本神話に詳しい人なら、そこに諸説あるのをご存知かもしれませんが、友人から聞いた一つの説に、私は興味を惹かれました。

 

それは、蛭子が何を象徴しているか・・・ということ。

 

骨のない、ぐにゃぐにゃの存在、どう扱っていいかわからない存在、自分自身が存在せず、国作りには適さない、いや、国作りはできない存在・・・

 

蛭子という存在は、人の無意識のことだという説があるのだとか。

 

それゆえに、国作りという天命に従い、イザナミとイザナギは、その子を川に流した。

 

川は、夢分析においても、こちら(現実)とあちら(死の世界)を結ぶ境界であり、人の無意識の象徴として扱われます。

 

国作りという土台形成のためには、自分の足で立つための骨が必要です。

 

それは、柱であり、構造を支えるものです。

 

その意味で、イザナミとイザナギという二人の神の、我が子を川に流すという決断は、賢明であったことが理解できます。

 

(あくまでも神話の話として)

 

と、ここまで聞くと、蛭子という無意識の象徴は、忌み嫌われ、避けるべきもののようにも映りますが、実はこの話には続きがあり、蛭子が川に流されたあと、無事に国作りに適した子を産むことができたのは、蛭子がいたからだということがわかります。

 

蛭子という存在を産んで初めて、分かることがあるわけです。

 

むしろ、蛭子がいなければ、その後の国作りも不可能だったでしょう。

 

以前、ある子育ての手記で読んだ、重度の障碍をもって生まれた子の母の言葉を思い出します。

 

重度の身体障害と知的障害を持って寝たきりのままの娘のことを「この子はいつも無我の境地にいる」と、表現は少し異なるかもしれないけれど、手記にはこのような表現で綴ってありました。

 

私たちが意識的には入れない、限りなく「無」に近い場所に、その少女は居るのでしょう。

 

そして、蛭子も、まさに、そのような存在なのかもしれません。

 

だとしたら、蛭子は、やはり神であり、その少女も神の国の住人だと言えます。

 

川に流された蛭子は、摂津国(現在の兵庫、大阪付近)に流されて、海を守る恵比寿様になったという言い伝えもあるようです。

 

私たちの無意識の象徴である蛭子。

 

そこは、溢れる愛と自由があり、ありのままの私たちが存在する場所なんでしょう。

 

だからこそ、私たちは、そこを恐れながらも、その神秘に手を伸ばし続け、神化を続けているのかもしれません。

 

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